レンケーズ
レンケーズ
キャバクラで働くと、いろいろなお客様との出会いがあります。
売上を伸ばし、指名を増やすためには、お客様に対して全力で接客することが求められます。
しかし、残念ながら、徐々にストーカー化してしまうお客様も存在します。
お客様が最初からストーカーであることはほとんどなく、関係が続く中で行動がエスカレートしていくことを理解することです。
以下に、ストーカー化しやすいお客様の特徴や前兆となる行動をいくつか挙げます。
色恋営業をしていない場合でも、付き合っていると勘違いし、周囲に彼氏面をするような方がいます。
「〇〇さん素敵」「尊敬する」といった内面を褒めているだけでも、
自分のことが好きなんだと勘違いをしてしまう方もいます。
恋愛経験が少ない男性は、女性に対する免疫がなく、色恋営業が効く反面、真に受けて異常な行動をしやすいです。
年齢が比較的若く、ひとりで来店する方にも同様の傾向があります。
指名が重なった際に怒るお客様は、独占欲が強く、ストーカーになるリスクが高いです。
はじめは被っていても優しく送り出してくれますが、次第に不満を露わにします。
放置されていることに対してではなく、他のお客様と楽しむ姿に嫉妬しているような発言は危険信号かもしれません。
しつこく連絡をしてくるお客様は、ストーカー気質があります。
営業連絡のために、定期的に連絡を入れていくと、親密な関係になっていると勘違いをして、強い恋愛感情に変化していきます。
また「外で会いたい」「もう働いて欲しくない」といった発言が出てきた場合は、きっぱり引いていくのが良いでしょう。
主に、お客様に勘違いをさせない又は、一定の距離を保てるような行動が対策になってきます。
・色恋営業をやめる
・過度なボディータッチをしない
・泥酔した姿を見せない
・プライベートな情報を話さない
・お客様を信用しきってはいけない
・無理な支払いをさせない
・SNSは時差投稿をする
・防犯グッズを携帯する
売れているキャバ嬢ほど、お客様に固執しない人が多いです。
適度な距離を保ち、過度な要求があった場合、絶対に応じない姿勢を見せます。
また、売上の作り方も一人のお客様に頼るのではなく、多くのお客様から指名をもらえるように努力しています。
キャバ嬢が直面するストーカー問題は深刻ですが、適切な予防策と対処法を知ることでリスクを抑えられます。
異常な行動を見せるお客様には早急に対応し、必要に応じて警察や私たちのような専門機関に相談することが重要です。
また、キャバ嬢自身も過度な色恋営業を避け、プライベートな情報を守ることで自己防衛を図りましょう。
千葉県警察官時代、捜査一課課長補佐、所轄刑事課長を歴任。在職中、ストーカー事件に携わり被害者保護の重要性を強く感じ、ストーカー・DV被害者を一人でも多く救いたい思いから2018年に株式会社RenK’zを設立。被害者を守る身辺警護、各種調査、とりわけストーカーの手口である盗聴、盗撮、GPSの発見調査に重きを置きを置いている。