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ストーカー被害に遭った時、必ずすべき5つの対策

2024.04.29
ストーカー

できるだけ1人で行動しない

ストーカーの中には、隙あれば対象者と接触しようと考えている人も少なくありません。その目的が加害行為の場合もあるのです。事実、ストーカーによる犯罪は後を絶ちません。できるだけ接触されることを防ぐため、1人で行動する機会を減らすことが必要です。

夜道や人通りのない道を1人で歩かないことはもちろん、移動手段には徒歩ではなくてタクシーや公共交通機関を使う、食事も賑やかなレストランでとるなど、1人にならない工夫をするようにしましょう。

証拠を集めて保管する

ストーカー被害に遭った時、警察などに相談し、実際に加害者に警告をしてもらうこともありますが、処罰感情が強い場合には逮捕や起訴を希望することもあるでしょう。ただ、被害にあっていることを伝えただけでは警察はなかなか動いてくれません。

本当に話しているような被害を受けているのか、身に危険が及んでいるのかなどを、客観的な証拠などから判断して対応を決めることが一般的です。その時に説得力を持って警察に訴えられるよう、ストーカー被害についての証拠はどんなものでも保管しておきましょう。

例えば、届いたメール、携帯の着信履歴画面のスクリーンショット、嫌がらせで送りつけられたものと送付状、通話の録音などです。こういったものは多ければ多いに越したことはありません。

常に誰かに助けを求められる状態にする

1人になる機会をできるだけ減らすという対策にも通じますが、いざというときに助けを求められる状態にしておくことも大事です。

何かあった時にすぐに駆けこめる場所を、通勤途中に複数見つけておく・目立たずに入れるホテルを押さえておく、最寄りの交番までのルートをしっかり知っておくことのほか、すぐにタクシーを拾える道がどこなのか、遅い時間まで空いているお店はどこなのかといった情報もしっかり知っておきましょう。

いざという時には気が動転してしまい、避難できる場所を探すことが困難になる可能性があるからです。また、日頃からストーカーについて親しい人に相談しておくことで、いざという時には助けを求めることもできます。

加害者の情報を集める

証拠を集めることと同じく重要なのが、加害者の情報を集めることです。相手の素性が分かっている場合は人物の特定が簡単ですが、中には見知らぬ人からストーカー行為を受けてしまっている人もいるでしょう。ネットストーカーという言葉もありますが、SNS上で執拗に監視されたり、ストーキングされたりする被害も多発しています。

ネットストーカーの場合、使い捨てのアカウントを作ってそれを使ってストーキングすることがほとんどのため、誰からストーキングされているのか、人物の特定が難しいものです。また、これはネット上だけのことではなく、見知らぬ人からストーカーされている場合は同じこと。

加害者を全く特定できない状況では、警察に相談に行ったとしても、対応してくれるまでのハードルが高いといえます。相手の本名や現住所などまで特定できなくても、どの地域に住んでいるのか、年齢はいくつくらいか、もしも本人を見ることができるなら、どんな体格でどんな顔なのかなど、細かい情報を記録しておきましょう。

SNSに画像などをアップしない

ネットストーカーだけではなく、ストーカー全般に言えることですが、ストーカーは対象者について、どんなところから情報を収集しているのか?と思うほど多くの情報を知っているものです。

現住所や本名、勤務先は当たり前で、どんな趣味を持っているのか、誰と親しいのか、過去に通った学校や勤務先はどこなのか、というパーソナルデータのほか、先週の何曜日は何をしていたか、行きつけの店はどこかなど、本人であっても覚えていないようなこともストーカーは知っていることがあります。

そして、その情報の多くは、SNSに挙げられた写真などから入手されていることが多いのです。例えば、通勤途中に電車から見た風景をFacebookにアップしたところ、そこに映った風景がどの駅から見えるのか、光の当たり具合から見て何時くらいに撮影されたのか、上りだったのか下りだったのかなど、そこから読み取れるほとんど全ての情報を読み取られてしまうと言っても言い過ぎではありません。

時にはフォロワーのアカウントまでくまなく調べて行動を割り出したりと、ストーカーの執着心は異常なのです。ストーカーに情報を与えないために簡単にできる対策として、こういったSNSの利用を控えるというのは有効です。

写真を載せない・近況を書かない・親しい人と公開の場で絡まない、といったことを心がけましょう。可能であれば、過去にアップしたもの全てに鍵をかけてシークレットにしてしまうか、完全に削除することをお勧めします。鍵をかけて外からは見えないようにしたとしても、ストーカーはなりすましアカウントなどを使って巧みに入り込んでくる可能性があるからです。

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