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スマホがウイルスに感染!?不安に思ったら試したい5つのこと

2024.06.29
危機管理

不安に思ったら試したい5つのこと

リモートワークの普及でスマホを狙うウイルス感染も増加

スマホに感染するウイルスは以前から存在していたものの、コロナ禍によるリモートワークの増加でモバイルデバイスを狙うサイバー攻撃が活発化しています。

2020年、コロナ禍への対処として出勤者を7割減らすという要請が内閣府から出され、業務スタイルをリモートワークにシフトする企業が増加。
その結果、スマートフォン(以下、スマホ)やノートパソコンなどのモバイルデバイスを用いた自宅での業務遂行を余儀なくされることとなりました。こうした変化に乗じ、モバイルデバイスを狙ったサイバー攻撃が活発になり、被害も増加傾向にあります。さらに、実際にはウイルスに感染していないものの、ユーザーに感染したと思い込ませて偽のサイトなどに誘導し、金銭を要求する詐欺行為も目立つようになってきています。

ネットワークへのアクセスを切断する

スマホがウイルスに感染した疑いがあるのであれば、まず、スマホからネットワークへのアクセスを切断するようにしたい。

スマホがトロイの木馬やスパイウェア、マルウェアなどに感染すると、ネットワーク経由でスマホのデータが外部のサーバーに送信され、情報が漏えいする恐れがある。Wi-Fi経由でネットワークに接続しているのであればそのWi-Fiを切断し、モバイルデータ通信でのアクセスも遮断するために、機内モードに切り替えるのがよいだろう。

セキュリティソフトをインストール

セキュリティソフトをインストールすることも重要だ。本来は、兆候が出てからセキュリティソフトをインストールするのではなく、新しいスマホを購入して使用を開始する際にセキュリティソフトをインストールしておくべきだ。しかし、次善の策として、ウイルス感染が疑われるタイミングでインストールする場合であっても、インストールしないという判断よりは安全性が高まる。

ただし、ネットワークへのアクセスを遮断してしまうと、セキュリティソフトをダウンロードできなくなってしまう。そのため、遮断前にセキュリティソフトをダウンロード・インストールした上で、最新の定義ファイルにアップデートすること。そして、ウイルスチェック後に、ネットワークへのアクセスを遮断するようにしたい。

サイトを利用するためのパスワードを変更する

スマホがウイルスに感染した場合、パスワードなどを含む情報が外部へ送信されている可能性がある。そのため、金融関係やSNSなど、重要度の高いサービスについてはパスワードを変更しておきたい。また、二段階認証を利用していないのであれば、導入を検討するようにしてほしい。

最終手段はスマホの初期化

ここまでの対応でもまだ不安が残る場合、最終手段としてスマホを初期化するという方法もある。初期化することで、基本的にはマルウェアがすべて駆除されるが、併せてデバイス内のデータもすべて消去されてしまう。

しかし、普段からバックアップを取るようにしておけば、そのバックアップから復元することができる。ただし、そのバックアップ自体にマルウェアが潜伏している可能性もあるため、復元したら速やかにマルウェア検査を行って確認するようにしたい。

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