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よく盗聴器が仕掛けられる場所とは?

2023.09.28
盗聴・盗撮

盗聴器が仕掛けられる場所

盗聴器が仕掛けられている場所には傾向があるため、ここで盗聴器の発見にお役にたてるように、
屋内と屋外、そして自動車という三つの場所に分けて、大まかに盗聴器が仕掛けられやすい位置をお教えします

住居やオフィス、どの場所が怪しい?

住居内や事務所といった屋内であれば、盗聴器を仕掛けられる場所は無数にあります。
・ 家具周辺(タンスなど)
・ 家電周辺(電話・電灯・換気扇など)
・ インテリア(ぬいぐるみなど)
・ コンセント周辺
など

家具だけでも、普段開けないところの内部や目に入りにくい上部、裏の壁側、底面などに仕掛けることができます。

見逃しがちな場所はエアコンの上部や、テレビの回り、換気扇の内側、天井にある電灯、電話機周辺などです。
盗聴器はそのような家具家電の周りだけではなく、電源コンセントの内部や、壁の内部や天井裏に仕掛けられていることもあります。

盗聴器には、見た目をペンや時計に似せる偽装型盗聴器も増えています。
パソコンのマウス、USBメモリ、モバイルバッテリーなどのプレゼントには気をつけましょう。
特に電源ソケットなどに偽装されたタイプは設置が簡単な上、家庭用電源から電力を得て半永久的に動作するので要注意です。

会社の会議室では、どの場所が怪しい?

・什器周辺(机、ホワイトボードなど)
・電化製品周辺(エアコンやAV機器)
・文房具類(ペンや電卓など)
・フェイクグリーン、観葉植物周辺
など

パソコン周辺は言うまでもなく、プロジェクター等の機器の周辺、書棚の内部や上部、机の天板の裏などもあり得ます。
椅子の裏やホワイトボードなどを覗き込むことも普段めったにありませんから、仕掛けられている可能性は大いにあります。観葉植物(フェイクグリーン)の鉢部分なども、よく観察してみましょう。

また、文房具などに偽装した盗聴器を置いておく、ということもあるでしょう。
管理しているもの以外の文房具が増えていたり、見慣れないもの、普段めったに触らないものには用心してください。

屋外に仕掛けられる場合

盗聴器を屋外に仕掛ける場合は、屋内とは違ってどこにでも仕掛けられる訳ではありません。
ある程度電話回線などが密集してある場所、音声を拾い上げやすいところに集中していると言えます。

・保安器の内部
・玄関扉一体型の郵便受け内部
・出窓の裏
・寝室側の壁

まず、最も多いのが電話線周辺に仕掛けられるケース。

電柱の端子函まで辿り着いて盗聴器を仕掛けるのは実に手間がかかりますが、どこの家庭にでもある保安器(電源線・通信線を保護する装置)ならば簡単に設置できます。
どの戸建・集合住宅にもあるものですので、探してみてください。

また、マンションなど集合住宅には各戸ごとに、電気メーターやガスメーターを設置しているPS(パイプスペース)MB(メーターボックス)というスペースがあります。
これは共有廊下側に設置してあり、基本的には鍵も掛けられないものです(施錠できるかはご自分のマンションの規約などをご確認ください)。
この場所のドアを開けて盗聴器を放り込んでおけば、室内の様子も鮮明に聞こえます。また、電源も設置してあることもあるため、機器に電源をつなげば、半永久的に盗聴ができます。

自動車に仕掛けられる場合

車内であれば、運転席での会話を盗聴する想定ですので、運転席からあまりにも遠い場所は可能性としては低いでしょう。

・ダッシュボードの内部
・ルームランプ付近
・シートの下部
・置き物(芳香剤・ぬいぐるみ等)の内部
・車両の底面
など

自動車では、上記のような場所が盗聴器を仕掛ける目安となります。

普段使わないシートの下部などは、特に目立たず、盗聴器も仕掛けられやすい場所です。
後部座席や助手席にあまり人を乗せない場合も、ドアポケットの中などは見落としがちなので、仕掛け場所として選ばれることもあります。

設置者の時間に余裕があれば、簡単な分解(カバーを外すなど)をした程度でも設置可能な場所が広がります。
また、盗聴器を車輌発信機(GPS)として使うのであれば、車外に取り付けても役目を果たします。

こういった場合には自動車のバンパー裏側などにテープや磁石で貼り付けられるケースがほとんどで、よほど注意しないと目視しても気付かないことがあります。

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