レンケーズ

お悩み解決小噺ARTICLES

DVにはどんな種類があるのか?

2023.05.22
DV

DVには殴る蹴るの身体的暴力だけでなく、様々な種類の暴力があります。

身体的暴力

殴る・蹴るなど、相手の身体に害を与える直接的な暴力がこれに該当します。

また、髪を強く掴んだり、わざと熱いお茶を相手の手元にこぼす、というような行為も身体的暴力です。

身体的暴力は、体に痣ができたり骨折などの目立った怪我を負わされるケースももちろん多いのですが、あえて痕跡が残らない程度に力を加減して暴行をするケースもあります。

精神的暴力

暴言を浴びせたり、相手を激しく罵ったり、見下す態度をとるなど、相手を精神的に追い込むような行為がこれに該当します。

また、直接的ではなくとも相手の尊厳を著しく侵害する行為も、精神的暴力に当たります。

一時的な喧嘩との区別が難しい部分もありますが、夫婦や恋人のどちらかが相手に対してこのような行為をすることが常習化している場合は大変危険です。
精神的暴力を受け続けていると、被害者本人も相手の言っていることは事実で、自分はダメな人間なんだと思い込むようになってしまいます。

性的暴力

性交渉や中絶の強要、避妊処理の拒否など、性に関する暴力がこれに該当します。

夫婦や恋人であればセックスをするのは当たり前で、それを拒否する方が問題がある、という考えの人もいるようです。
確かに、セックスレスは夫婦や恋人関係において重要な問題です。

しかし、相手が嫌がっているのに無理やり性交渉を強要したり、相手が避妊具の着用を望んでいるのにその意思をはねのけて性交渉に及ぶというような行為は、夫婦間や恋人同士であろうとれっきとした性暴力です。

社会的暴力

相手の行動や交友関係などを細かく監視する、他者との連絡を禁じる、許可のない外出はさせない、などの過度な束縛は、社会的暴力に当たります。

また、相手の悪口や事実無根な内容の話を周囲の人たちに吹き込んで、相手の立場を弱くするような行為も、社会的暴力と言えます。
社会的暴力は、相手の交友関係を絶ち相手を孤立させ、家庭以外に居場所をなくさせる効果があります。

自己判断は大変危険です

すぐにレンケーズにご連絡ください

DV被害者によっては「この程度は軽いものだから」「これは暴力には当たらない」と自己判断してしまうことが少なくありません。

ですが、こうした自己判断は危険です。気付かないうちにエスカレートして、取り返しのつかない事件に発展することもあります。

そうなる前に、私たちにまずはご相談してください。
また、命の危険がある場合は、すぐに110番通報するか直接警察に駆け込み相談しましょう。

この記事の執筆者

お問い合わせCONTACT

まずはどんなことでもお気軽にお問い合わせください。
お急ぎの場合はお電話でご連絡ください。

お悩みの方は今すぐこちら

Tel.

受付時間 24時間365日
定休日なし

お問い合わせフォーム365日24時間受付